専門性

パルミジャーニ・フルリエの専門性

時計師および修復師として成功を収めたミシェル・パルミジャーニによって1996年に設立されたパルミジャーニ・フルリエは、アンティーク時計の修復技術における創業者の類い稀な専門知識から、多くのエネルギーとインスピレーションを得ながら、21世紀の現代技術、素材、デザイン原則を取り入れた、高級時計ブランドの中でも独特な存在です。

また、他の高級時計メーカーにない特徴として、パルミジャーニ・フルリエでは、デザインから完成品までを、スイス有数のサプライヤー集団を傘下にもつサンド・ファミリー財団のウォッチメイキングセンターで一貫して生産していることが挙げられます。

独立したマニュファクチュール

パルミジャーニ・フルリエは、古典的な意味で真のマニュファクチュールです。ヒゲゼンマイ、ムーブメント全体、ケース、ダイヤルなど、すべての部品は、ミシェル・パルミジャーニと、パルミジャーニ・フルリエCEOのグイド・テレーニのクリエイティブディレクションの元に、ウォッチメイキングセンター内の専門家によってつくられています。

デザインから最終的な組み立てまで、すべての製造工程で細心の注意が払われています。パルミジャーニ・フルリエの印を押されたすべての時計は、委員会によってつくられたものではなく、まさに唯一のビジョンから生み出されたものであるのです。

50種類を超える伝統的な仕事

パルミジャーニ・フルリエのウォッチメイキングセンターには、技術や製造のノウハウだけでなく、エナメルやギョーシェなどの希少な職人技も含め、時計製造に関わる50種類以上の歴史的な技術が集結しています。
デザイナー、エンジニア、職人、時計師、それぞれがより良いものを追求し続けることで、最高レベルの技術力と美意識を備えた時計が誕生するのです。

クリエイティビティとイノベーションに導かれたビジョン

パルミジャーニ・フルリエの時計にはそれぞれストーリーがあります。それは、社内で全体のプロダクト構成における位置づけを固め、市場へ送り出す戦略を熟考するところから始まります。そしてそのストーリーは修復のアトリエへと続きます。そこでは、歴史的にも重要で美しい過去のタイムピースが、現代のコレクションを生み出すためのクリエイティブソリューションを与え続けています。

グイド・テレーニCEOがデザインオフィスを率いて、新しいクリエーションを時計のコンセプトとして完成させ、ウォッチメイキングセンターのチームによって組み立てられ実現します。

保証された品質

パルミジャーニ・フルリエは、世界でも稀少な自社製造拠点を持つ時計メーカーとして、100%スイス製の時計に対する初の独立した品質検査機関であるカリテフルリエ財団の設立に参画しました。この取り組みは、特にスイス連邦政府(SECO)をはじめとする公的機関や、フルリエにある時計ブランドやサプライヤーによって支援されています。