超薄型フライングトゥールビヨン
超薄型ムーブメントの開発は、パルミジャーニ・フルリエの専門分野のひとつです。トゥールビヨンが7時位置にあるのは、7時08分に生まれた創業者ミシェル・パルミジャーニの生まれた時間を指しているからです。『トンダ 1950』は、クォーツショックのさなか、最高級の機械式時計を製作し続けることへ確固たる信念を貫いた、ミシェル・パルミジャーニへ敬意を表する名前なのです。
自動巻きトゥールビヨン ムーブメント
キャリバーの巻き上げにはプラチナ950製のマイクロローターを使用しています。これはムーブメントPF517の精巧さの指標となっており、キャリバーを直接地板に組み付けることで、厚みを抑えています。ダイヤル表面と同じレベルになるよう組み込んだことで最前面に可視できるケージは、まるで極薄ムーブメントから飛び出して宙を浮いているように見えます。そんな錯覚を起こすようなトゥールビヨンの脈動を間近で感じられ、それは視線を捉えて離しません。
時、分, 60秒トゥールビヨン